歯科衛生士がやってはいけないこととは?給料や必要な資格も紹介
2024年04月21日
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皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院
歯科衛生士の荒井です。
今日は歯科衛生士を目指している人に向けて、実際に歯科衛生士は何をしているのか、どんな仕事をしているのかを詳しくお伝えさせて頂きます!
目次
◾️歯科衛生士とは簡単に説明すると?
◾️どんな仕事をするの?
◾️歯科衛生士がやってはいけないこととは?
◾️歯科衛生士の給料はどのくらい?
◾️歯科衛生士に必要な資格とは?
◾️まとめ
◾️歯科衛生士とは簡単に説明すると?
◇歯医者との違い
歯医者は、虫歯をはじめとする歯の病気を治療する職業です。治療だけではなく、歯磨きの指導や健康診断を通して病気の予防に努める役割も担っています!
◇歯科助手との違い
歯科助手の仕事は多岐にわたり、患者さんとの接触から診療のサポート、事務作業まで対応します。
診療が始まると、歯科助手は歯科医師や歯科衛生士の助けとなります。使用する器具の準備や消毒、滅菌作業を行い、専門スタッフが治療に専念できる環境を提供します。
歯科衛生士は口腔内に触れることができますが、歯科助手は口腔内に触れてはいけません!
◾️どんな仕事をするの?
◇虫歯や歯周病を予防する『歯科予防処置』
・「フッ素塗布」
フッ素塗布をご存知ですか?
お子さんの歯の質を強くしたり、むし歯の進行を緩やかにしてくれる効果があります!
これを、予防として処置するのも歯科衛生士が行なっています!
フッ素塗布の効果は、約3か月持続すると言われていますので、その期間内に定期的に受けることをおすすめします!
・プラーク(歯垢)が石灰化した「歯石」の除去
プラークは歯磨きで取り除くことができますが、歯石は非常に硬いため、ゴシゴシと力を入れて歯磨きをしてもかえって歯茎を傷つけるだけです。
歯石になってしまったら、歯医者さんで取ってもらうことが必要です。超音波スケーラーという機械を使用し、歯石を振動させて取り除きます。 歯石と歯の接着部分に超音波の振動を与えることで、歯石を浮き上がらせて除去します!
◇処置をスムーズに行う『歯科診療の補助』
・患者さんに対して治療の手順や内容を詳しく説明
治療を受ける患者さんのモチベーションを支えたり、緊張を和らげることも歯科衛生士の仕事の一つです!
・歯科医師のサポートとして吸引などを行う
治療中に溜まった唾液やお水、血を吸引したり、器具の受け渡しをして歯科医師がスムーズに診療できるようにサポートしています!
また、器具に唾液や血液が付着すると、それは細菌やウイルスの感染原因になります。 そのため、使い終わった器具はしっかりと歯科衛生士が滅菌処理をしたり、使い捨てにする必要があります!
◇人々の健康を支援する『歯科保健指導』
・口腔内の保健について専門的な立場として正しい知識や技術を患者さんに伝えます!
◾️歯科衛生士がやってはいけないこととは?
歯科医師の監視下であれば、歯科衛生士が行っても良い「相対的歯科医療行為」がありますが、「絶対的歯科医療行為」に関しては歯科医師しか行えません。
まずは、「相対的歯科医療行為」とは何か?
歯科衛生士は「表面麻酔を塗布する」「歯石除去を行う」「ホワイトニングの施術をする」などの業務を行うことができます
「絶対的歯科医療行為」についてですが、基本的には歯科医師が行う治療行為のため、多くの種類があります。
- 抜歯
- 抜髄
- 歯の形成
- 歯石除去の際の除痛処置以外の部分麻酔や全身麻酔
- クラウンなどの合着
- レントゲン撮影
などが挙げられます。
歯科医院によっては、曖昧にされているところ実際は多いです・・・
グレーゾーンだからといい歯科衛生士に行わせていては、スタッフからの信頼や患者さんからの信用問題にも繋がりかねませんので慎重に指示をしましょう。
◾️歯科衛生士の給料はどのくらい?
歯科衛生士の給与は、比較的安定しているといわれております。初任給や平均月収、平均年収など一般的な相場をもとにご紹介していきます!
●歯科衛生士の初任給
歯科衛生士の初任給は、16万円~19万円であることが多いです。高校卒業者や専門大学卒業者、大学卒業者など学歴によって変動し、働く歯科医院によっても収入は変わります。歯科衛生士は専門性のある仕事のため、比較的収入は高く、雇用先も多いのが特徴です。
●歯科衛生士の平均月収
歯科衛生士全体の平均月収は、26万円前後といわれています。地方や都会で異なったり、それぞれの歯科医院でも違ったりし、年齢によっても月収は変わります。
●歯科衛生士の平均年収
歯科衛生士の平均年収は、全国平均で約370万円となっています。年収も月収と同様に、働き先によって変動します。
◾️歯科衛生士に必要な資格とは?
歯科衛生士の国家資格が必要です!
高等学校卒業後、歯科衛生士養成機関(専門学校、短期大学、大学)において、歯科衛生士として求められる知識や技術を習得し、卒業すると国家試験(歯科衛生士国家試験)の受験資格が得られます
そのほかにも以下のような資格があると、キャリアアップや転職などにも活かすことができます。
◇日本歯周病学会認定歯科衛生士
成人の約8割が歯周病に罹患している実態があり、未だに歯周病の予防と治療が広く国民に実施されているとは言い難い状況です。従って本学会は、歯周病への対応を的確かつ効率的に実施し、長期間にわたり国民の健康管理に貢献することが出来る有能な歯科衛生士を認定して行くことを、大切な仕事としています。
◇日本口腔インプラント学会認定歯科衛生士
口腔インプラント治療介助およびそのメインテナンスを通し、歯科衛生士の口腔インプラントに対する専門的知識と技術を確保することを目的に制定された、歯科衛生士の認定制度です。
◇日本成人矯正歯科学会認定矯正歯科衛生士
矯正歯科における豊富な臨床経験と専門知識、および技術を認定する資格です。この認定矯正歯科衛生士は、経験年数によって1級と2級に分けられ、2級の申請に必要な年数は臨床経験3年以上とされています。
◇臨床歯科麻酔認定歯科衛生士
我が国において歯科衛生士が麻酔を行えることは広く知られておりません。
歯科医師法や歯科衛生士法、厚生労働省の過去の通達などにより、ある一定の条件を満たすことで、歯科診療の補助としての麻酔を歯科衛生士の手で行うことが可能となります。
◾️まとめ
うえの歯科医院では採用活動も積極的に行っております!
ご興味ありましたらぜひ見学にお越しください!お気軽に当院にお問い合わせ下さい!
【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医