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歯科衛生士が公務員になるにはどうしたらいい?求人や年収について

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皆様こんにちは!
横浜市鶴見区にありますインプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜歯周病治療のうえの歯科医院歯科助手・管理栄養士兼トリートメントコーディネーターの高岡です。

夏休み真っ只中、歯科衛生士としてそろそろ就職先を決めたい…
また、高校生の方々も今後の進路を迷っていてオープンキャンパスに行き始めている!という方も多いかと思います。
本日は歯科衛生士が公務員として働くにはどうしたら良いかを解説します。

 

■歯科衛生士は公務員として働ける?
歯科衛生士というと一般的には歯医者さんで働いているイメージがあるかと思いますが、実は公務員として働くというのも一つの選択肢です。
まずは、歯科衛生士が公務員として働く場合、どのような場所でどのように働くことができるのかをお伝えしていきます。

公務員の歯科衛生士は、行政機関で働く場合と国公立の医療機関で働く場合の2パターンがあります。
行政機関は、地域住民に対して歯科予防の重要さを伝える業務が多く、国公立の医療機関では外来や入院の患者さんの歯や口腔内のケアが主な業務です。
一つずつ詳しくみていきましょう。

 

◇行政機関
行政機関に勤務する歯科衛生士は、保健所や保健センターの職員として働きます。
行政機関では、地域の住民や特定の年齢層に向けて、歯科衛生の重要さを伝える業務が主となっております。
例えば、幼稚園生・小学生を対象にした虫歯予防の説明や、飲み込む力が低下した高齢者の方への機能訓練指導などを行います。
保健所は都道府県と政令指定都市、中核市に設置されており、地域住民の健康を支えるための業務を担っています。
保健センターは市町村に設置され、主な業務は地域住民に対しての健康診断や保健指導、相談業務などです。
保健所と比較すると、保健センターのほうが地域住民とより密接に関わる業務が多い傾向にあります。
しかし、歯科衛生士としての業務・役割は似ている部分が多いでしょう。

◇国公立の医療機関
行政機関以外にも、県立病院や市立病院などの国公立の医療機関に勤務する歯科衛生士も、「公務員の歯科衛生士」です。
国公立の医療機関に勤務する歯科衛生士は、外来患者の診療補助や入院患者の口腔ケアが主な業務です。
一般の歯科医院に比べて難しい症例の患者さんにあたる機会が多い傾向にあり、外科手術の補助をしたり、口腔内や顎の疾患に対する処置を行ったりする場合もあります。
国公立の医療機関で働く場合、正規職員以外に「臨時職員」として働くことも可能です。ただし、採用中は公務員と同じ扱いになるため、副業ができない点には注意しましょう。

 

■歯科衛生士が公務員になるにはどうしたらいい?
ここまで働く場所や仕事内容をお伝えしましたが、実際に公務員の歯科衛生士になるには、どのようにしたら良いのでしょうか。

順番は以下の通りです。
◇歯科衛生士の国家資格を取得する
◇公務員試験に合格する

まずは、歯科衛生士の国家資格が必要です。歯科衛生士養成校に入学し、必要単位を取得した上で歯科衛生士国家試験を受験、合格することで国家資格を取得できます。
さらに歯科衛生士の資格を活かして公務員になろうと思うと、公務員試験にも合格する必要があります。
公務員の求人は、民間の求人のように求人サイトなどで探すことはできず、それぞれの自治体のサイトを確認するなどして調べなければなりません。
ただ公務員歯科衛生士は募集期間も短く、倍率も高いことが多いため、希望すればすぐに働けるわけではないのが現状です。

▶試験内容
公務員の試験内容は、試験機関によって異なりますが、一例として、横浜市での試験では…

第一次選考:専門(記述式)、一般論文
第二次選考:面接

となっています。

一次試験では、教養試験や専門試験、論文試験などが行われることが多く、二次試験では、通常の個別面接に加え、集団面接やディベートが実施されたり、性格検査、身体検査などが行われることもあります。

 

■歯科衛生士が公務員として働くメリットは?
歯医者さんで働く衛生士が多いイメージの中、歯科衛生士が公務員として働くメリットにはどのようなことが挙げられるのか、みていきましょう。

◇年収が高くなりやすい
公務員の歯科衛生士は、勤続年数が長いほど給料が上がっていき、生涯年収は高くなりやすいです。
さらに、公務員は月収以外にもボーナスがもらえるため、安定した収入が見込まれるでしょう。
しかしながら、公務員の求人は給料などの待遇面を公開していない場合が多く、平均月収の具体的な数値は明らかになっていません。
月給だけでみると、一般開業医の方が給与が高いことがほとんどですが、上記のようにボーナスをしっかりともらうことができるため、医院の売上に左右される一般開業医の歯科衛生士よりも安定した収入を得ることができると考えられます。

◇産休や育休が取りやすい
公務員の歯科衛生士は、福利厚生が整っているのも大きなメリットです。
休暇がとりやすく、定時に退社できるのでプライベートの時間もしっかりと確保することができます。
産休・育休制度も整っているため、安心して働き続けることができます。

◇研修やマニュアルが整っている
公務員として働くためには、求められることも多く、研修などは強制的に受講させられる体制が整っています。勉強を必然的に行うため、知識がたくさん身につくでしょう。
新人教育などの仕組みも整っていてマニュアル化されているので着実に成長できる方が多いようです。

■まとめ
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