歯科衛生士のなり方とは?専門学校や大学を卒業するの?
2023年12月12日
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インプラントのヴェリタスインプラントサロン横浜、歯周治療のうえの歯科医院、歯科衛生士の菅原です。
歯石をとったり、歯磨き指導をしたり、歯周病の検査をしたり、ホワイトニングをしたり。
歯科医院で働く歯科衛生士は、歯を削る以外のほとんどの処置に携わっています。
そんな、むし歯や歯周病の予防をメインとする仕事で、患者様の健康と笑顔を創り出す歯科衛生士。
そこで今回は、「歯科衛生士のなり方」についてご紹介します。
— 目次 —
歯科衛生士のなり方とは?
専門学校・短期大学・大学を卒業する
歯科衛生士になるためには高校を卒業後、国家試験の受験資格を得るために、歯科衛生士を養成するためのカリキュラムがある大学や短期大学、専門学校を卒業する必要があります。
短大と専門学校は3年制、大学は4年制です。
夜間部のある専門学校もあるため、働きながら学校に通う学生もいます。
技術面では、自分専用の顎模型で練習です。
臨床に出る前に学生同士で相互実習をします。
国家試験に合格する
歯科衛生士は国家資格です。
そのため、試験に合格しなければ歯科衛生士になることはできません。
問題はマークシート方式で行われます。
合格率は9割を超えていて、女性がほとんどです。
どんな人が歯科衛生士を楽しめる?
歯科衛生士国家資格を持っていることは条件ですが、どんな人でも楽しめる職業だと思います。
理由は、人と関わる仕事の醍醐味が詰まっている職業だからです。
しかし、どんな人が歯科衛生士を楽しめるか、あえて挙げるなら以下に少しでも当てはまる人かもしれません。
チームで仕事がしたい人
歯科治療はチーム医療です。
歯科医師も歯科衛生士も歯科助手も、できる領域が異なるため、お互いに信頼して任せたり、助け合いながら診療を進めます。
患者様を健康に笑顔にしたいと本気で思ったとき、一人ではできないことがたくさんあります。
だからこそチームで仕事をしていく必要がありますし、チーム力が上がると即成果に繋がります。
会話が好きな人
会話が好きな人もとても楽しめる職業です。
年齢も幅広く、様々な理由で受診される患者様。
どんな人なのか、何が好きで何に興味があるのか。
歯科治療で笑顔になってもらえることももちろんですが、会話でリラックスしてもらったり楽しいと思ってもらえることも大切です。
どうしてそう思ったのか、どうなりたいのか、治療に関わることもお聞きする必要もありますし、こちらが治療や歯の知識について説明もします。
コミュニケーション能力が必要な仕事です。
人の役に立ちたい人
人の喜ぶ姿や笑顔が見たい人は歯科衛生士に向いていると言えます。
歯科衛生士の仕事は、「健康のために」行う業務ばかりです。
歯磨き指導をして、患者様が自分で磨けるようになる技術を与える。
磨けるようになるほど、自分で口の中の菌を減らせるようになるのです。
歯石をとって、炎症の原因を取り除く。
口の健康は全身の健康にも繋がります。
歯石をとるだけでも様々な感染のリスクを下げられます。
診療の手伝いをして、患者様の治療時間の短縮につなげられます。
歯科衛生士の仕事は、患者様が持っている悩みを解決できたり、これから起こりうる病気の予防ができます。
そして、長く勤めると患者様のライフステージや子どもの成長に寄り添うこともできます。
歯科衛生士はどこで活躍できる?
国家資格なので、日本全国どこでも働くことができます。
歯科医院が圧倒的に職場として多いですが、それ以外にも大学病院や総合病院、保健所、企業内歯科、などもあります。
まとめ
今回も記事では、歯科衛生士ってどうやってなるのか解説しました。
うえの歯科では歯科衛生士の様子を動画でもご紹介しています。
歯科衛生士を目指している人はぜひご覧ください。
【 所属 】
医療法人VERITAS理事長
国際インプラント学会(ICOI)会員
厚生労働省認定歯科医師臨床研修指導医